花月園の前景 手間駐車場に花月園スペースも。 2階の窓格子の内側が目指すレイアウトルームです。 |
宿泊部屋に荷物を置き、車で持参した模型車両を全部運んで、いざレイアウトルームへ。
旅館玄関の左奥から・・ 階段を折り返し登った2階の・・ 桔梗の間がレイアウトルーム
入ってすぐの光景に驚かされます。
広い部屋の外周をエンドレス線路が周回し、内側から観賞する形。
シーナリイが隙間なく作り込まれています。
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中央から西方を望む (平成19年撮影) |
運転席風景(ヤード内側) |
部分写真を並べてみた図・全貌を1カットに収め難い (平成19年撮影) |
有名なレイアウトなので、
(ここでは取り上げないNゲージレイアウトの記事や、現在はない夕食の記事も含まれます。)
これらの情報と併せて、今回、数名で訪問し撮影した写真と動画をご覧下さい。
----------↓ 図面/写真をクリックすると、拡大スライド表示に替わります。↓----------
スライドで連続観賞できます。ウィンドウ最大化がお勧め。
スライドで連続観賞できます。ウィンドウ最大化がお勧め。
宿泊すれば、無料で自由に運転させて貰える、巨大な16番固定レイアウトです。
(16番:80分の1サイズ「HOゲージ」。 これとは別に150分の1サイズ「Nゲージ」レイアウトが別室にある。)
模型運転車両は持ち込み制。両数が多いなら車での訪問が有利でしょう。
レイアウトルームは昔の宴会場で3部屋分合計45畳半。膝下の高さの線路を跨いで内側に入ります。
持参車両を中央のテーブルで開梱して線路に乗せて行けば、いよいよ大運転会の準備完了です。
レイアウト配線図 基本は3複線、パネルは分散配置。上方が北面の窓で、両サイドに小山とトンネル。
ギャップ・KDカプラー開放ランプが適切に配置され、キメ細かい運転が出来ます。
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ご主人に電源や機器の所在を教わった後、操作を試しながら少しずつ要領を覚えますが、
本図で、事前にプランの概略を把握しておくと、運転を早く覚えられて効率よく楽しめます。
このあと、レイアウトのエリア毎の様子を、画像/動画で紹介していきます。
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駅
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写真の右上側が駅で、三島駅を模した駅本屋を構え、奥がレイアウトのメイン運転席。
左下側が後から2度にわたり増設されたヤードで、左側から目前で入替運転をします。
架線柱がほぼ全線に建植されているのが特長。以前の真鍮製はプラ製へ交換済み。
左下側が後から2度にわたり増設されたヤードで、左側から目前で入替運転をします。
架線柱がほぼ全線に建植されているのが特長。以前の真鍮製はプラ製へ交換済み。
配線図の下側・駅とヤードの全景 |
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駅東側
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駅には長大編成列車が7本停車でき、約70両を持ち込んでも、この通り空き線路が多数。
---------↓ 動画は複数同時再生可能。全画面でもぜひご覧下さい。↓---------
C62+10系客車が通過した後、入れ違いにキハ181系が通る。脇のヤードでは出番待ちの車両が足慣らし中。
駅構内を通過するだけでも結構な時間がかかり、車載音源・継ぎ目通過音など、音でも楽しめます。
(ビデオ編集ソフトが使えないので横転画にて失礼。直せたら入替えます)
視点を下げて行くと違った印象で眺められます。
カシオペアが行き、客レの17連が来ます。共に電機牽引。 試運転中の気動車の横をC62特急が駆け抜けます。
カシオペアの入場風景を2点
DLカシオペアとDC入線の直後C62がドラフトと共に発車 気動車の発着交換の後に入線するDL牽引カシオペア
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ヤード
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駅の内側に隣接してヤードが設けられています。
近鉄特急 |
左が駅寄りの留置線、右が「飯田線」終点駅 同場面の手前を横からホーム越しに
飯田線終点駅のホーム |
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駅西側
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配線図の左下・駅西方にて。1周が長く、編成での2列車続行運転も容易です。
外回りをキハ181系気動車特急が過ぎて行きます。
外回り気動車の脇で、内回りに長い客レが入場します。
盲腸線「飯田線」から別の気動車が入ってきました。
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本線・西側鉄橋
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駅の西から本線を進むと西壁前を北上し、鉄橋とトンネルを経て北側直線区間に至ります。
同地点にて
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本線・北側直線区間
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レイアウトの北側は長い直線区間で、退避・渡り線が並行しています。
DF50の牽くブルートレイン(支線)の横をC62の客車列車(内廻り)が走り抜けています。内側には近鉄特急。
カシオペアが猛スピードで走り去ります。
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本線・東側
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本線上には見どころが多数あります。
北東隅のトンネル入口です。蒸機のドラフトが遠くに聞こえます。
運転を人に任せ、線路端で通過列車を眺めれば実物鉄道さながらに楽しめます。
北東隅のトンネル入口です。蒸機のドラフトが遠くに聞こえます。
運転を人に任せ、線路端で通過列車を眺めれば実物鉄道さながらに楽しめます。
客車列車がトンネルに入ると、入れ違いにカシオペアが出てきます。
東南角のカーブです。駅に入るカシオペアと出て行く客車列車。
レイアウトを時計回りに1周見てきましたが、これで終わりです。
以上
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今回の撮影中に出場した主な車両
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最後に、花月園を何度か利用していて気付いた事などを記します。参考になれば幸いです。
上手なレイアウト利用法
・レイアウトを占有できるとは限らず、ほかの団体と仲良く同席・協力する場合があるので、訪問前に予約状況を確認
するとよいでしょう。独占を望むならば時期・曜日などで一工夫要?。
・パネルが分散し、車両が遠方でトラブる場合があるなど、数人で協力した運転操作が望まれます。
・この規模に相応しい両数を持ち込むと、
開梱して線路に並べる時間/全車交替して運転する時間/車両を仕舞う時間、がいずれも長くなりがちです。
・カプラー、手摺など付属部品の落し物がよく見られます。手入れ工具の持参、帰りの車両点検をお忘れなく。
・空いた時間には玄関の展示車両も見学を。中々見られない逸品にもご注目。
・飲食物持ち込み自由。ただしそのゴミは持ち帰り。 自販機等の館内販売なし。
・近い販売店は約600m東のヤマザキショップ修善寺三枝店。その間に飲料自動販売機あり。
・温泉入浴時間は自由に。
・朝早く目が覚めたら温泉地一周早朝散歩もおすすめです。念のため事前に観光情報も仕入れておくとよい?。
・近い販売店は約600m東のヤマザキショップ修善寺三枝店。その間に飲料自動販売機あり。
・温泉入浴時間は自由に。
・朝早く目が覚めたら温泉地一周早朝散歩もおすすめです。念のため事前に観光情報も仕入れておくとよい?。
・実物鉄道の乗車・撮影、模型店探訪のほか、近在は観光資源の宝庫。抱き合わせてお好みのコースで計画を。
ここは、運転できる旅館 か?、泊まれるレイアウト か?